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【新NISA】おすすめ5点を解説!つみたてNISAとの違いは?

からあげ

こんにちは!マネー夫婦のからあげです!

この記事を読むべき人
  • 新NISAのことが知りたい人
  • 今、つみたてNISAを始めようか迷っている人
  • 新NISA・つみたてNISAの違いが知りたい人

2023年からNISA制度が改正され、「新NISA」がはじまりますね!
マネー夫婦は2020年からつみたてNISAを開始し、現在は夫婦で満額運用中です。

そんな僕たちがこれまで、
「つみたてNISA、こうなれば良いよね…」
と考えていた不満点が、全て解消されたのが「新NISA」です。

つみたてNISAについて詳しく知りたい、という方はこちらの記事をご覧ください。

結論、新NISAは素晴らしい制度になりそうです。

この記事では、新NISAをオススメする注目点を5点解説し、つみたてNISAからの変更点についても触れます。
併せて、素晴らしい新NISAですが、注意点もありますので、そちらもご覧ください。

新NISAの注目点

❶つみたてNISAと併用OK
❷投資枠が1,800万円
❸非課税期間が永久
❹【中級者向け】最速5年で枠を使い切れる
❺【中級者向け】売却すると枠が復活

個人的に、❷❸が神改定だと思います。
❹❺は投資中級者向けの内容なので、意味がよく分からなければ読み飛ばしてください。笑

ちなみに、「現在つみたてNISAは行っていないけど、来年まで待った方が良いの?」という質問については、
今年から始めた方が良い!」です。

この記事は、現在「つみたてNISA」を行っている人、またはこれから行おうとしている人を対象としているため、「一般NISA」については触れません

つみたてNISAとの違い

まず、現行のつみたてNISAとの違いです。(下表)

つみたてNISA新NISA
年間投資額40万円360万円
運用期間20年無期限
生涯投資上限額40万円✖️年1,800万円
制度が使える期間2042年まで恒久化

制度の改正を聞いた直後は、この表を見るだけで興奮していましたが、注目点を5点、解説していきます

❶つみたてNISAと併用OK

現在つみたてNISAは行っていないけど、来年まで待った方が良いの?

つみたてNISAと新NISAは、併用が可能です。

現在つみたてNISAを行っている人は、
『 行っている年数 ✖️ 40万円 』
だけ非課税で運用できますが、新NISAが始まると、これに1,800万円上乗せした額が非課税で運用できます。
つまり、今年からつみたてNISAを始めれば、生涯で投資できる上限額が1,840万円になります

「たった40万円?」と思いますか?
40万円を年利10%で30年運用すれば、800万円になります
「今40万円も投資できないよ!」という人は、月1万円でも、千円でも大丈夫です
(つみたてNISAは月100円から始められます)

投資について知るためには、少額からでも投資を始めることが一番の近道です。
今のうちに投資に詳しくなっておけば、新NISAが始まる頃に良いスタートがきれますよ!

❷投資枠が1,800万円

押さえておくべきこととして、1,800万円には以下のような内訳があります。

  • 600万円…「つみたて投資枠」
  • 1,200万円…「成長投資枠」

簡単に説明すると、

  • 「つみたて投資枠」…つみたてNISAと同じ投資先(ファンド)
  • 「成長投資枠」…上記に加え、一般NISAと同じファンド(一部例外あり)

に投資ができます。

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成長投資枠って、さらに大きなリターンが狙える銘柄に投資ができるってこと!?


一見するとこう↑思いがちですが、僕はこの考えはオススメしません
「じゃあ成長投資枠は何に投資するの?」と聞かれれば、

つみたて投資枠と同じ銘柄に投資」します。

というのも、投資家の中で有名な「敗者のゲーム」という本に、こんな記述があります。

15年間のプロのマネージャーの成績を見ると、90%はインデックス投資に及ばない

長期(15年以上)の投資において、投資の最適解は常に「手数料の安いインデックスファンドに積立投資」であることが、過去のデータからも分かっています。

僕が勝手に師事している「お金の大学」の両学長🦁も、同意見です。

❸非課税期間が永久

つみたてNISAでは、「投資した年から20年後」に非課税期間が終了します。
つまり、今年(2023年)に投資した部分は、20年後に特定口座に移管され、それ以降の利益については約20%の税金が掛かります。

つみたてNISAは、20年以降は利益に課税される。

これが結構悩みの種でしたが、新NISAではこれが神改定されました。
要するに、2024年に投資した資産が、2100年になっても利益が非課税になるということです
いつ現金化しても大丈夫」というのは心強いですね!

からあげ

もちろん、長期投資が基本なので、15年は保持しますけどね!

❹最速5年で枠を使い切れる

❷で、「投資枠が1,800万円」と言いましたが、2024年に一括で1,800万円投資できるわけではありません
まあ、そんな富豪は中々いないでしょうが…

新NISAには、「年間での投資上限額(360万円)」が設けられています。
つまり「1,800万円枠を使い切るために、最速でも5年掛かる」ということです。

360万円 ✖️ 5年 = 1,800万円

ですがこれは、投資初心者は気にしなくてOKです。

からあげ

実は、マネー夫婦も気にしていない…

というのも、5年で枠を使い切るためには、年間で360万円、月30万円の投資資金が必要だからです。

投資額(月)枠を使い切るまで
3万円50年
5万円30年
10万円15年
30万円5年【最速】

しかも上表は、「一人あたり」の話です。
夫婦二人分の枠となると、2倍(月60万円)になります。

これはもう、現実的な数字ではないですね…

個人の投資資金に応じて、無理せずやっていくのが良いです。

からあげ

今は投資額を無理して増やさず、40代・50代になってお金に余裕が出てきたら加速させる、で良いと思います。

マネー夫婦も、二人分の枠を使い切るには30年くらい掛かりそう…(遠い目)

❺売却すると枠が復活

つみたてNISAでは、売却しても投資枠は復活しません。

なので、投資を始めたばかりの時に買った「微妙…」な銘柄でも、「売るのは勿体無い」ため、そのまま残しておくのが普通でした。

しかし、新NISAでは売却した分だけ投資枠が復活するため、後から投資銘柄売買して調整すること(リバランス)が可能となります

10万円で買った株が20万円に値上がりしたら、売却した時に投資枠はいくら復活するの?

買った株がどれだけ値上がりしても、「買った時の価格」で考えます
上記の場合は、「10万円」分の投資枠が復活します。

しかし、だからといって購入した銘柄を頻繁に売買することはNGです。
数年おきのリバランス以外では売却しないようにしましょう。

新NISAの【注意点】3点

投資先は大きく変えない

「❷投資枠が1,800万円」で説明しましたが、投資枠が大きいからと言って、よく知らない変な投資先に手を出すのはNGです。

15年間のプロのマネージャーの成績を見ると、90%はインデックス投資に及ばない(引用:敗者のゲーム)

このことは常に頭に入れておいてください。

無理して枠を使い切ろうとしない

「❹最速5年で枠を使い切れる」で説明しましたが、投資のペースは人それぞれです。

(SNS見て)あの人、毎月何十万円も投資してる…!

と気になる気持ちは、よ〜く分かります。
しかし、投資にお金を回しすぎると、当然ですが手元の現金が少なくなります。

  • 「未来」にお金を使うのが「投資」で、
  • 「今」にお金を使うのが「自己投資」です。

どちらも大切で、場合によって優先順位は入れ替わります。

 頻繁に売買しない。

「❺売却すると枠が復活」で説明しましたが、投資先を頻繁に変えることは、投資初心者がやりがちなミスです。

現在、「投資すべき優良インデックスファンド」は、どの証券会社も2〜3つと、ほぼ絞られています。
例えば、人気の証券口座である「楽天証券」「SBI証券」であれば以下の通りです。

〜楽天証券〜

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

〜SBI証券〜

  • SBI・V・S&P500
  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

これらの中から好みで選べば良いだけなので、投資初心者にかなり優しくなっています

投資先を決めたら、ドンと腰を据えて、10年くらい放っておく

これが大切なことです。

最後に

新NISAは、とても素晴らしい制度

 冒頭でも述べましたが、つみたてNISAの不満な点が全て解消されたような神制度、それが新NISAです。
現在つみたてNISAを行っている人はもちろん、まだ行っていない人も、ぜひ今年、いえ”今日”から始めることをオススメします!

ちなみに、今年の段階でつみたてNISA口座を開設している人は、自動的に新NISAの口座も開設されますので、手続きは不要です。

もちろん、いくつか注意点はあります。
しかし、投資の大原則「分散・積立・長期」を守っていれば、それほど気にしなくてもOKです。

投資をしない人がさらに損をする時代へ

 こんな神制度ですが、当たり前の事として「私たち(投資家)が得をした分だけ、国が損をする」ことを忘れてはいけません。
私たちが本来払うはずだった税金の行き先は、国ですからね。

国はこの損失を穴埋めするため、別の箇所からお金を引っ張ってくる必要があります。
例えば増税だったり、補助金の削減だったり、、、

いずれにせよ、投資家でない人もまとめて被害を被るわけです。
こういった情報を知らない人も当然、世の中には数多くいます。
その人たちは「知らないうちに損している」ことになります。

マネー夫婦は、出来るだけそうならないよう、お金の勉強を続けていきます。

「今日が”人生で一番若い日”です!」行動するなら、ぜひ”今日”始めましょう!

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